アルピナウォーターの安全と品質管理
リターナブルボトル工場初!
安全&信頼の証「ISO22000」「FSSC22000」を取得
大町工場は、食品安全マネジメントシステムの国際規格である「ISO22000」の認証取得に加え、さらに厳しい品質管理が求められる世界統一基準である食品安全システム「FSSC22000」の認証も取得しています。
この2つの認証の取得は国内ウォーターサーバー業界でトーエルだけです。
厳しい安全基準と徹底した品質管理
アルピナは製造開始から、充填、キャップ締めに至るまで、一切人の手が触れることのないオールロボットの工場で生産されています。さらに充填室は、半導体産業レベルの無菌状態が施されたクラス100を誇るクリーンルーム。完成された商品は厳しい検査をすべてパスしないかぎり、同時期に製造された製品の出荷を一切認めないという、徹底した品質管理のもとで生産されています。
アルピナウォーターができるまで
アルピナウォーター製造の流れ
原水
「日本の屋根」北アルプス(標高3,000m級)に降った雪は、天然のフィルターである山々や砂地を通って濾過され、大量の湧き水となって滲みだします。
アルピナウォーターはその中の安曇野市や白馬村にほど近い標高2,670mの爺ヶ岳の日本でも屈指の水源地「矢沢水源(標高1,220m)」の湧水を原水としています。
工場
アルピナ工場は、普通の「工場」としての立地条件としては少し変わった場所にあるかもしれません。「水源」に極めて近いためです。
例えばわさびの生育にはとてもきれいな水が必要とされていますが、アルピナウォーターの工場は安曇野のわさび田より上流に位置した場所にあり食品安全マネジメントシステムの国際規格である「ISO22000」の認証取得、さらに厳しい品質管理が求められる「FSSC22000」の認証も取得した工場です。
何重ものろ過工程
工場にやってきた原水は、そのまま飲んでもすばらしい味わいのものですが、これを活性炭フィルターと3ミクロンのフィルターを通してあらかじめ不純物を除去します。
まず原水を貯水します。
次に活性炭フィルターを通します。
3ミクロンのフィルターで不純物を除去します。
ROシステム
アメリカ航空宇宙局(NASA)で開発されたこのシステムは、目が 0.0001 ミクロンという極小サイズのフィルターです。 アルピナはこの RO システムを何重にも通過して分子レベルまで磨き上げられます。
- ROシステムとは
Reverse Osmosis System(逆浸透膜システム) - 浸透膜で仕切った容器に塩水と真水を入れると、浸透圧の差によって真水は濃度の濃い塩水側に移動し、双方の温度を一定にしようとする性質があります。逆浸透膜の原理は人工的に塩水側に浸透圧以上の圧力を加え、浸透膜フィルターを通じて水を浄化することです。一般の浄水方式では除去不可能と考えられていた超微細ダイオキシン・金属・ウィルス等も取り除き、安全で浸透性の高い水を作り出します。
フィルターの種類 | フィルター膜の大きさ | 除去可能な不純物 |
---|---|---|
活性炭フィルター | 1 ミクロン | 塩素、カルキ、カビ臭、人毛、花粉、サルモネラ菌など |
中空糸膜 | 0.1 ~ 0.01 ミクロン | コレラ、チフス菌、レジオネラ菌、大腸菌 O-157、エイズウイルス、B 型肝炎(感染症)ウィルス、クリプト菌など |
RO 膜(逆浸透膜) | 0.0001 ミクロン | ダイオキシン、ホルムアルデヒド、砒素、農薬類、トリハロメタン、トリクロロエチレン、ハロゲン化合物、鉛、水銀など |
オゾン処理とセラミックフィルター
RO を通過した水はオゾン処理により徹底的な殺菌消毒を行ったあと、0.2 ミクロンのセラミックフィルターによって最終の濾過を行います。
セラミックフィルター装置内の部材はバルブ一個にいたるまで無菌状態を維持しています。
徹底したボトルの洗浄
回収されたボトルは、工場に届いたのち、まず白いバックの専用台の上で、目視確認します。
ここでにおいなどの確認を行ったあと圧力をかけて亀裂などがないかチェックします。
その後、洗浄マシンに入り、薬品は一切使用せず、オゾン水で3回殺菌後、65℃の純水すすぎ、25℃の純水でのすすぎを経て洗浄されています。
洗浄マシンにボトルが入ったあと、充填、キャップが行われるまで、ボトルが人の手に触れることは一切ありません。
検査
48時間の間培養してみて細菌が存在しないこと、PH、電気伝導率、におい、味などの厳しい検査を経て問題ないことを確認できないかぎりそのロットの出荷は許可されません。
配送
専用のトラックに丁寧に詰めて配送に向かいます