ここ数年ブームとなっている低糖質ダイエット。
糖質の摂取量を適正にすることで緩やかな糖質制限を行う“ロカボ”という概念も浸透し、コンビニやスーパーでは低糖質食品やロカボ食品を見かけるようになりました。
このように日本では“糖質OFF”がダイエットや健康維持への近道としてもてはやされていますが、片やアメリカで人気となっているのが“グルテンフリー”。
こちらも低糖質食品同様、グルテンフリーと記載された食品を見かけることが多くなりましたが、そもそもグルテンが何かを知らない方は多いのではないでしょうか。
グルテンとは小麦・大麦・ライ麦などの穀物から生成されるたんぱく質の一種で、小麦粉に水を加えて練り上げると発生します。
うどんのモチモチ感やパンのふわふわ感を生み出す重要な役割を果たしているのですが、ではなぜグルテンフリーが流行しているのかといえば、グルテンを消化しにくい体質である「グルテン不耐症(過敏症)」の人が増えているからだそう。
グルテン不耐症の人がグルテンを摂取すると炎症や腸のトラブルが起こり、さらには原因不明のめまいや疲労感など様々な不調が現れることから、パフォーマンスを高めたいプロスポーツ選手やハリウッドセレブが取り入れたことで人気に火がついたのです。
グルテン不耐症でなければグルテンはさほど身体に悪いものではありませんが、慢性的な疲労感や原因不明の体調不良の原因がグルテンにあるのでは…との懸念からアメリカではグルテンフリーがブームに。ロカボ同様、ゆるやかなグルテンフリーの食習慣が体質改善の第一歩になるのではと、人気を博しているようです。
そんななか今年日本で話題となっているものが、日本人の主食であるお米と水から生まれた「ライスジュレ」。
小麦アレルギーの場合、小麦粉の代用として使用される米粉。しかしながらグルテンが発生しない米粉の場合どうしてもボソボソとした食感になってしまうため、料理の幅は小麦粉と比べると劣ってしまいます。
ですがグルテンの代用品となるライスジュレを使用すれば、米粉パンでもふっくらしっとりに。小麦アレルギーの方の食の楽しみが広がるだけでなく、海外での人気に火がつけば、米の消費量が減っている日本の農業の起爆剤にも繋がると言われているのです。
またライスジュレはグルテンの代用としてだけでなく、カロリーOFFの食材としても活用できる優れもの。アレルギーが気になる方や緩やかなグルテンフリーを始めてみたい方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
そして美味しい国産米から生まれたライスジュレは、美味しい日本の水であるアルピナウォーターとの相性もバッチリ!素材の味を引き出すお水で、料理の幅を広げてみてください。