ウォーターサーバーの基本的な使い方は「水を飲む」ことですが、実はそれ以外にもさまざまな使い方があります。
とはいえ、ウォーターサーバーの便利な使い方は意外と知られておらず、ウォーターサーバーの利便性を最大限に引き出せていない可能性もあるのです。
そこで本記事では、ウォーターサーバーの便利な使い方について詳しく紹介していきます。
ウォーターサーバーをもっと便利に使いたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
水を飲むだけでも充分便利なウォーターサーバー
普段からミネラルウォーターを飲んでいる方にとってウォーターサーバーは非常に便利な設備です。
ミネラルウォーターは水道水からは出ないため、大きなペットボトルをまとめて買うもしくは毎日コンビニなどで購入することになりますが、どちらも時間や手間、お金がかかってしまいます。
ウォーターサーバーは大量の水を運ぶ手間もありませんし、料金的にもペットボトルのミネラルウォーターを購入するよりも安くなることが多いです。
そのため、ウォーターサーバーは水を飲むだけの目的で利用しても充分便利に使うことができます。
しかし、せっかくウォーターサーバーを契約して利用するのであれば、より便利に使いたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
それでは、水を飲む以外にウォーターサーバーの便利な使い方について以下で詳しく紹介していきます。
ウォーターサーバーの便利な使い方
ウォーターサーバーの便利な使い方は以下の通りです。
- お湯を使った飲み物を作れる
- お酒の割りものにできる
- 美味しい料理が作れる
- 災害時の保存水にできる
- インスタント麺をすぐに作れる
今までウォーターサーバーを使っていたという方や、これからウォーターサーバーを使うことを検討しているという方は、便利な使い方を知っておくことで、さらにウォーターサーバーを有効活用することができるでしょう。
それでは、それぞれの便利な使い方について、以下で詳しく解説します。
ウォーターサーバーの便利な使い方①:お湯を使った飲み物を作れる
ウォーターサーバーの基本的な機能として冷水とともにお湯を出すことのできる機能があるため、簡単にお湯を使った飲み物を作ることができます。
ウォーターサーバーのお湯を使った飲み物の代表的な例はコーヒーや紅茶などですが、実は赤ちゃんのミルク作りにも使うことができるのです。
そのため時間のない朝にウォーターサーバーからお湯を注いですぐにコーヒーや紅茶を淹れることができますし、いつミルクが必要になるか分からない育児のときにもすぐにミルクを作ることができます。
赤ちゃんのミルク作りにウォーターサーバーを使用する場合は、温度調整を細かくできるウォーターサーバーを選ぶと安心です。
ウォーターサーバーの便利な使い方②:お酒の割りものにできる
コロナ禍以降は居酒屋やバーなどではなく自宅でお酒を楽しむという方も多いですが、なんとなく自宅で作るお酒はお店の味より劣ってしまうと感じている方も多いです。
お酒を飲む雰囲気なども理由には含まれますが、お酒を美味しく感じられない原因のひとつとして、使用している水がお酒の風味を悪くしていることが挙げられます。
お酒には氷や水割りに使用する水など、多くの水を使用しますが、これらに水道水を使用してしまうと解毒するために含まれている塩素がお酒の風味を悪くしてしまい、美味しく感じないのです。
ウォーターサーバーはミネラルウォーターが使用されているものが多いため、お酒の割りものにはもちろん、氷を作るのにも最適なのです。
また、温度調節機能のあるウォーターサーバーの場合はお湯割りとしても使うことができるため、お酒のレパートリーも増えること間違いでしょう。
このように、ウォーターサーバーはお酒を美味しく楽しむための機能が充実しているため、おうち飲みには必須の設備なのです。
ウォーターサーバーの便利な使い方③:美味しい料理が作れる
先ほどもお伝えした通り水道水には塩素が含まれており、この塩素を私たちは”美味しくない”や”変な味がする”と感じてしまうため、料理にも水道水を使うよりミネラルウォーターを使うほうが美味しく作ることができるのです。
中でもカレーやシチュー、煮物、汁物など、水をたくさん使う料理であればあるほど、使用する水によって料理そのものの味が変化してしまいます。
そのため、料理にもウォーターサーバーのミネラルウォーターを使用することで、いつもより美味しい料理を作ることができるのです。
ただし、料理でたくさんの水を使用する場合は飲み水と併用すると足りなくなってしまうこともありますので、その場合は料理で使う水の量を減らすか、ボトルの配達頻度を高くするなどの対策が必要になります。
ウォーターサーバーの便利な使い方④:災害時のための保存水にできる
ウォーターサーバーは水を使用するための設備であることはもちろん、実は災害時のための保存水の役割も担っているのです。
世界的にみても日本は地震が非常に多い地域となっており、阪神淡路大震災や東日本大震災など、水道を含むインフラが崩壊してしまう大地震が定期的に発生しています。
そのような災害のとき、生き残るためにまず必要になるのが飲料水ですが、災害時は水道設備が機能せずにお店に売っているペットボトルもすぐになくなってしまうことが想定できます。
ウォーターサーバーは常に多くの水が入っているボトルを本体に取り付けており、保存水としても活躍するのです。
ただし、ウォーターサーバーのボトルを開封した状態だと1ヶ月以内しか保存が効かないことが多く、未開封の状態で保管している場合、一般的なミネラルウォーターであれば3ヶ月〜6ヶ月ほど、「RO水(不純物を取り除いた水)」であれば6ヶ月〜12ヶ月ほど保存することができます。
このように、ウォーターサーバーに使用するボトルの水は保存が効くため、災害時の保存水としても活躍するのです。
ウォーターサーバーの便利な使い方⑤:インスタント麺をすぐに作れる
ウォーターサーバーのお湯は80℃~90℃ほどの熱湯が使用できるため、インスタント麺をすぐに作ることができます。
また、カップラーメンであってもすぐに作ることができるので、ご飯の用意が面倒で簡単に済ませたいという場合でもすぐに作ることができるのです。
ただし、ウォーターサーバーはサーバー本体の負担や電気代節約の観点から沸騰したお湯を出すことができないため、沸騰したお湯に比べると若干ぬるいと感じることもあるでしょう。
しかし、インスタントラーメンやカップラーメンを作る場合、80℃〜90℃のお湯で問題なく作ることができますので、心配はいりません。
まとめ
そこで本記事では、ウォーターサーバーの便利な使い方について詳しく紹介しました。
ご紹介した通りウォーターサーバーには水を飲む以外にもさまざまな便利な使い方があるため、便利な使い方を知っているだけで普段の生活をもっと便利にすることができます。
また、ウォーターサーバーの種類によっても機能性は異なるため、どのような機能があると便利なのかを事前にチェックしておき、最適なウォーターサーバーを選ぶようにするといいでしょう。
ぜひ本記事を参考にしてウォーターサーバーの便利な使い方を知って、最適なウォーターサーバーを選んでみてください。