ウォーターサーバーの水はそのまま飲むだけではなく、さまざまな効果があります。
しかし、その効果を知らないと効果的に活用できないことも少なくありません。
そこで本記事では、冬にウォーターサーバーを効果的に活用する方法や電気代節約、脱水症状との関係性について詳しく解説します。
冬でもしっかりとウォーターサーバーを活用したいと考えている方はぜひ最後まで読んでみてください。
冬にウォーターサーバーを効果的に活用する方法
冬にウォーターサーバーを効果的に活用する方法は以下の通りです。
●すぐに白湯を飲める
●インスタント食品を簡単に作れる
●カップラーメンをすぐに作れる
●暖かい飲み物のを作ることができる
●料理にも活用できる
それぞれの活用方法について、以下で詳しく解説します。
1.すぐに白湯を飲める
冬の寒い朝や寝る前などに白湯を飲む習慣のある方も多いと思いますが、白湯を飲むためにポットやケトルでお湯を沸かすのはとても時間がかかる面倒な作業になってしまいます。
しかし、温水機能付きのウォーターサーバーであればすぐに温水を出すことができるため、飲みたいと思ったタイミングで白湯を飲むことができるのです。
例えば、ピュアウォーターのウォーターサーバーであれば約85℃のお湯をいつでもすぐに利用することができるため、忙しい朝の時間でもすぐに白湯を飲むことができます。
また、100℃の熱湯ではなく85℃となっているため、少し冷ますだけですぐに飲むことができるのも嬉しいポイントです。
2.インスタント食品を簡単に作れる
冬は暖かい飲み物を飲みたくなることが多いため、インスタントの味噌汁やたまごスープ、春雨スープなど、さまざまなインスタント食品を食べることも増えてきます。
インスタント食品の多くは大量のお湯を使用しないため、わざわざお湯を沸かすのを面倒だと感じる人は多いはずです。
しかし、温水機能付きのウォーターサーバーであれば必要な量だけのお湯を出すことができるため、面倒な手間なくインスタント食品を作ることができます。
3.カップラーメンをすぐに作れる
暖かい食べ物を食べたくなる冬の忙しいときはカップラーメンに頼るという方も多いのですが、わざわざお湯を沸かすことを手間だと感じている方も多いはずです。
温水機能付きのウォーターサーバーであればすぐにカップラーメンにお湯を注ぐだけで簡単に作ることができます。
ウォーターサーバーでは100℃のお湯ではなく80℃〜90℃ほどのお湯に設定されていることがほとんどですので、カップラーメンに使用できるのか不安に感じるかもしれませんが、90℃以下のお湯でもカップラーメンを作ることは可能です。
しかし、やっぱり100℃のお湯で作ったカップラーメンの方が好きという方もいるはずです。
そのような方は、ウォーターサーバーの再加熱機能を使用して温度を高めることや、ウォーターサーバーのお湯を少し温めることがおすすめです。 どちらの方法でも水道水を一から温めるよりも圧倒的に簡単に100℃のお湯を使えるようになります。
4.暖かい飲み物のを作ることができる
インスタントコーヒーやコーンポタージュ、紅茶、ミルクティーなど、冬には暖かい飲み物を飲みたくなりますが、温水機能付きのウォーターサーバーであればホットドリンクを簡単に作ることができます。
ウォーターサーバーの温水機能で作れるお湯はホットドリンクに最適な温度ですので、そのまま注ぐだけで問題ありません。
また、簡単にホットドリンクが作れるため、出先に持っていく水筒用にも手間がかからず作ることができます。
5.料理にも活用できる
冬は鍋やスープ、煮物、カレーなど、温かい料理を作る機会も増えますが、ここでも温水機能付きのウォーターサーバーが活躍します。
一般的に水を多く使用する料理には水道水を使用するケースが多いと思いますが、水道水を安全に飲むために使用される消毒用塩素によるカルキ臭が料理の味を損なってしまう可能性があります。
一方でウォーターサーバーに使用されている水は塩素が使用されていないもしくは除去されているため、料理にカルキ臭が影響することはないのです。
中でも不純物が一切含まれていないピュアウォーターは料理の味に悪影響を与えないため、料理で使用するときにも向いています。
このように、水をたくさん使用する料理を作る場合、水道水ではなくウォーターサーバーの中でもピュアウォーターを使用することがおすすめなのです。
光熱費の節約につながることも!
お湯を沸かすときに水道水を使用する場合、夏場に比べて光熱費が高くなってしまうことが多くなります。
というのも、水道水の温度は気温に大きく左右されるため、夏場の水道水は温度が高く、冬の水道水は温度が低いという特徴があるからです。
例えば、東京都の水道水の温度は、最高温度は8月に記録された28.3℃、最低温度は1月に記録された9.4℃となります。
このように、冬の水道水の温度は低いため、そのまま火にかけたり電気ケトルで沸かそうとすると夏場よりも多くの光熱費がかかってしまうのです。
一方でウォーターサーバーはある程度の温度が常に保たれているため、低音の水を温めるよりも少ない消費電力でお湯を使うことができるのです。
このような理由から、特に冬場はコンロや電気ケトルでお湯を沸かすよりもウォーターサーバーの温水機能を使うことで光熱費の節約になることも多くなります。
気温の違いによる水道水の温度の違いは以下の表を参考にしてみてください。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平均 温度 | 13.5℃ | 17.1℃ | 20.8℃ | 22.7℃ | 26.9℃ | 24.4℃ | 18.4℃ | 15.1℃ | 11.4℃ | 8.4℃ | 9.5℃ | 12.5℃ |
最大 温度 | 14.9℃ | 18.8℃ | 22.6℃ | 23.8℃ | 28.3℃ | 27.0℃ | 21.6℃ | 17.2℃ | 13.7℃ | 9.4℃ | 11.5℃ | 15.5℃ |
最小 温度 | 12.1℃ | 14.8℃ | 18.4℃ | 20.7℃ | 23.2℃ | 20.7℃ | 15.6℃ | 12.9℃ | 8.9℃ | 7.6℃ | 8.2℃ | 9.9℃ |
(出典:東京都水道局「水道水の水温」) |
冬でも脱水症状には要注意!
気温が高く汗をたくさんかく夏場は脱水症状が起こりやすいですが、実は冬場でも脱水症状になることはあるのです。
大きな理由としては、厚着をすると服の中で気づかないうちに汗をかいていることや、喉の渇きが感じにくくなるため水分補給が疎かになってしまうことが挙げられます。
また、冷たい水を飲むのが苦手という方も多いでしょう。
そのような場合は、温水機能付きのウォーターサーバーを利用して白湯を飲むことを習慣化することや、決まったタイミングでコップ1杯の水を飲む習慣をつけることで脱水症状を未然に防ぐことができます。
中でも高齢者の方と同居している方は脱水症状には気をつけてあげることが大切です。
まとめ
本記事では、冬にウォーターサーバーを効果的に活用する方法や電気代節約、脱水症状との関係性について詳しく解説しました。
ウォーターサーバーは水を飲むだけの製品だというイメージを持っている方も多いと思いますが、実はウォーターサーバーの機能性は年々多様化しており、冬でも活躍できる機能がたくさん備わっているのです。
ぜひ本記事を参考にしてウォーターサーバーを冬でもしっかりと活用してみてください。