2013年9月8日、国際オリンピック委員会(IOC)がアルゼンチンのブエノスアイリスで総会を開き、2020年夏季オリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決定しました。
1964年以来、56年ぶりとなる東京オリンピックということで、喜びを噛みしめた方も多いのではないでしょうか。
2020年夏季オリンピックの日程は20年7月24日~8月9日、パラリンピックは8月25日~9月6日を予定しており、改築される国立競技場がメインスタジアムになるということです。
日本の夏は蒸し暑いのでエアコンの効いた部屋でアルピナウォーターのウォーターサーバーから冷えたおいしいお水でのんびり観戦というのもいいかも。ところで今回は夏季オリンピックの開催決定にちなんで、オリンピックと日本との関わりについてお伝えしようと思います。
皆さんは現在のオリンピック(近代オリンピック)の始まりを知っていますか。その年代は古く、1896年にギリシアのアテネで開催された第1回大会が始まりとなります。
ちなみに近代オリンピックは古代ギリシアで行われていた「オリンピア祭典競技」が前身です。
歴史あるオリンピックに日本が最初に参加したのは1912年。
ストックホルムで開催された第5回大会からになります。
この大会には日本から派遣された選手は2名でしたが、1920年にアントワープで開催された大会には15人が派遣され、テニスのシングルスとダブルスで銀メダルを獲得。これが日本が初めて獲ったメダルとなります。
そして日本は1928年のアムステルダム大会で陸上や水泳、1936年のベルリン大会での水泳など、様々な大会で金メダルも獲得しました。
しかし、その後は第二次世界大戦によりオリンピックが中止されたり、その影響で日本が招待されない時期もありました。
記念すべき東京オリンピックの開催が決定したのは1960年のことです。
IOCが3月に正式に決定し、1964年に第18回オリンピックが開催されることになりました。
このオリンピックは、都内と近郊の道路の拡張やオリンピック村の建設、東京・大阪間の新幹線開通など、日本の高度経済成長を大きく促進させるものになりました。
また、大会には94か国から5500人以上の選手が参加し技を競い合いましたが、日本が獲得したメダルは金16個、銀5個、銅8個とオリンピック史上最多を数えることとなったのです。
その後、1972年に札幌で冬季オリンピック、1998年に長野でも冬季オリンピックが開催。これにより日本主催のオリンピックは3回となりました。
そして2020年、第4回目となる日本でのオリンピックが開かれます。
大会では日本の選手の活躍を期待するとともに、外国人選手も最適なコンディションで臨めることを願います。
日本は治安もよく、安全な水を飲むことができる国です。 外国人選手も安心して競技に取り組むことができるのではないでしょうか。