「レイングッズ」と聞くと一番に傘を皆さん思い浮かべますが、今年のトレンドはなんといってもレインコート。
日本の気候が亜熱帯化していることにより、ゲリラ豪雨や季節はずれの台風が頻発。傘よりも全身を雨風から守るレインコート人気が、じわじわと上がってきているようです。
梅雨時はムシムシして暑いイメージもありますが、日が出ない分肌寒い日も結構あります。そんな日はウォーターサーバーならお湯もすぐに出ますので温かい紅茶やコーヒーを飲んで梅雨の時期を乗り切りましょう。
なかでもポケッタブル(携帯)タイプのレインコートは、この時期鞄に一つ入れておくと非常に便利。
仕事や買い物帰りに突然の雨…となっても、サッと羽織ることができますし、何より両手が使えるので便利。
お子さんと一緒のお出かけの際や、荷物で両手が塞がっているときには、何かと重宝します。
そもそも、着物で生活していた時代は、「塵よけ」と呼ばれる雨コートと雨下駄を、雨の日には使用していました。
着物は絹製のものが多いため、雨に濡れると縮んだりシミができてしまうだけでなく、洋服と異なり毎日洗濯するものではないため、汚れよけとしても雨コートは必須だったのです。
着物文化は非常に合理的でエコであるともいえますが、現代でもそのスタイルを継承してみてはいかがでしょうか。雨の日にレインコートを着用することで、大切な洋服を守るだけでなく、洗濯・クリーニングの回数を減らすことができるのです。
しかしレインコートが不人気だった理由は、そのデザイン性ではないでしょうか。
これまでレインコートというと、単色でゴワゴワ・テカテカとした素材のものばかり。
山登りなどアウトドアの際には良いものの、女性がタウンユースで着用するような商品はあまり存在しませんでした。
合理的でありながら、おしゃれ。
そんな女性の味方であるレインコートが、2015年にトレンドとしてやってきたのです。
なかでも一番人気は、トレンチコートタイプ。撥水仕様の生地でありながらもレインコート感が少ないため、防寒具兼レインコートとして着用できるとあって人気の模様です。
各アパレルブランドもトレンチレインを発売していますが、ハイブランドのものは1着数万円~数十万円と高価格。ただしレインコートは1着あれば良いため、仕立ての良いものを一生ものとして購入しても良いかもしれませんね。
そしてトレンチ以外にも今年続々と出ている商品が、ポンチョタイプやモッズコートタイプ。カジュアルファッションに合うだけでなく、ボーダー・ドット・花柄など、デザインが豊富な点も魅力の一つです。
その他にも、レインブーツとのセットも販売されているなど、雨の日がちょっと楽しくなりそうな商品が今年は満載。
ちょっと憂うつな雨の日を吹き飛ばすアイテムとして、一つ購入してみてはいかがでしょうか。