10月は衣替えの季節。夏のように暑い日差しが続いたかと思えば、夜間は気温がグッと下がるなど、年々衣替えの時期が難しくなっているもの。
そのため学生服の衣替えは10月1日と決められている学校が多かったものの、今では10日ほどの猶予期間を設けているところもあるようです。
そんな衣替えの季節ですが、洋服だけでなく住まいの冬支度も始めたい時期。なかでも洋服の衣替えと一緒に行える手軽な住まいの衣替えといえば、カーテンの見直しではないでしょうか。
年中レールに吊りっぱなし…という方も少なくないカーテンですが、冬のジメジメ湿気を吸い取ったり、花粉が付着したりと、家中の汚れをスポンジのように吸い取っているもの。
「年末の大掃除に…」と思っていても、結局他のことに気を取られて洗わずじまいという方も少なくありません。
今時期は心地よい季節のため、カーテンがなくとも困らないちょうど良い時期。できればこの10月に、洋服と一緒にクリーニングに出してみてはいかがでしょうか。
またカーテンを洗うだけでなく“冬物のカーテン”に衣替えすることは、結露対策にもなります。
洋服場合は厚手で温かい生地のものに衣替えますが、カーテンはその反対。結露は部屋の温度と外気温の差が大きいほど起こるため、冬場のカーテンは薄手ものが◎。寒いかもしれませんが、風通しの良いカーテンを使用することで、室内の結露を防止することができるのです。
結露と聞けば窓に溜まるイメージがあるかもしれませんが、実は廊下や部屋の隅っこなど、暖房がいきわたらない場所にも溜まります。窓の結露はこまめに拭くことも多いですが、これら知らず知らずに溜まる結露は見逃されがち。
そしてこの“見逃されがちな部屋の結露”こそが、意外と危険なのです。
というのも、見逃されがちな結露が発生しやすいのは、家電製品の裏側が多いため。電源内部が結露を起こすだけでなく、最悪の場合水滴がコンセントに溜まり、漏電火災を起こすこともあるのです。
もちろんウォーターサーバーも、電源が必要な家電製品のひとつ。そのため、風通しが悪い場所や直射日光が当たる場所などに設置すると、本体内部に湿気がこもり、結露を引き起こすことも。また極端に寒い場所で使用すると、お湯のタンクの表面に結露が現れることもあるため、これらの場所に設置している方は見直してみてはいかがでしょうか。
ウォーターサーバーをはじめとした家電製品を設置する際は、壁との隙間を10cm以上開けることがベストです。