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2017年12月01日配信
「新そば」は今が旬!香り高く健康にもダイエットにもなる完全食(美容・健康)
そば屋で「新そば」の張り紙が目立ち始めました。ちょうど秋の新そばの季節はまさに今。
秋そばの収穫期は9月末から11月中旬ごろ。
まさに、今がそばを食べるべき時だといえますね。
さて、そばにはルチンという成分が健康に良いということは、聞いたことがある方は多いのでは?
このルチンは、ポリフェノールの一種で、いわゆる成人病、動脈硬化の防止などの健康効果はもちろん、活性酸素を排出することから、アンチエイジングなどの美容効果にも活躍する成分です。
しかし、ルチンは水溶性ではないので、そば湯にはルチン自体は溶け出していません。
しかし、そばにはビタミンB1・B2も豊富ですから、そういった水溶性の成分が溶け出していることは考えられます。
また、そばの香りを楽しめるので、ぜひそば湯だけで一杯飲んでみてほしいものです。
さらに、そばに含まれる特に優秀な栄養素は、たんぱく質です。
たんぱく質はアミノ酸などで構成されていますが、食物でしか補うことのできない必須アミノ酸の中でも、リジンは米や小麦などと比べても格段に多く含まれています。
このリジンはホルモンバランスを整える、酵素を作る助けとなるなど、肌にうるおいを与え、美肌になる働きを活性化させてくれます。
まさにそばは万能食といっても過言ではありませんね。
そばには、必ず薬味がついてきますね。
ネギ、わさびなどですが、こちらにもそばをおいしく食べるために工夫されたものです。
しかし、せっかくの新そば。まずは何もつけないでそのまま食べてみて下さい。
ツルっとしたのどごし、香り、歯ごたえが楽しめます。
その後は薬味を入れず、つゆに浸して。よく「そばにはちょっとしかつゆをつけないのが通だ」的な事が言われますが、江戸前の辛めのつゆならそういうこともありえますが、店によってつゆの濃さや味はまちまちですから、好きな具合に食べればいいと思います。
その後薬味が加わるのですが、私のおすすめの食べ方は、薬味をつゆに入れず、一口づつ食べるたびに、そばにワサビとネギをチョンとのせて、半分ほどつゆに浸して食べる方法です。
これだと味に変化が出るのでそばがおいしく感じられます。
また、つゆに薬味を入れる場合、味の薄いものから段階を経てつゆにいれながら食べるのがマナーだそうです。
《参考》
十割そば健康普及協会
ついにインフルエンザの季節到来。今年流行するのは「何型?」(健康)
まもなくインフルエンザの本格的なシーズンがやってきます。
医療機関での予防接種ももう受付が開始され、ワクチンが受けられます。
今年はいったい何型のインフルエンザが流行ると予想されているのでしょうか。
【2017-2018年冬インフルエンザワクチン株 】
◆A/Singapore(シンガポール)
/GP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09
◆A/Hong Kong(香港)
/4801/2014(X-263)(H3N2)
◆B/Phuket(プーケット)
/3073/2013(山形系統)
◆B/Texas(テキサス)
/2/2013(ビクトリア系統)
(引用:国立感染症研究所)
と予想されました。
インフルエンザを予防するにはもちろんワクチン接種が良いのですが、抗体ができるまでに2週間かかるというデメリットがあります。
つまり、家族に感染者が出てからワクチンを打っても効果はないということです。
5か月で効果がなくなることも考えてもできれば11月半ばからワクチンを打つことをオススメします。
今では貼るタイプのものや鼻にスプレーするタイプの予防薬があるようですが、確実性を求めたいならやはり注射によるワクチン接種です。
ところで、インフルエンザは冬のものだと思い込んでいませんか?
実は夏にもかかったという例が今年沖縄県と島根県でありました。
そして、実は秋から今にかけてのシーズンはインフルエンザにかかりやすい時期でもあります。
というのは、インフルエンザの予防の基本「手洗い、マスク、うがい」といった衛生面が徹底されていないことが多いため、知らない間に感染していることが多いのだそうです。
特に免疫力の低いお子さんやご老人は気を付けて予防するよう心掛けたいものです。
今年になって少し怖いニュースが入ってきました。
南半球のオーストラリア、つまり季節は春~夏にあたるわけですが「殺人インフルエンザ」と呼ばれているインフルエンザが大流行しています。
オーストラリア政府の統計によれば、9月29日の段階で19万5312人がかかり、417人の死亡者が確認されています。
型は香港A型の一種の「H3N2亜型」。
これが日本に上陸するのではないかと、今話題になっています。
日本に来ないことを祈るばかりですが、今の季節からちゃんと「うがい、手洗い、マスク」の習慣をつけておきましょう。
もちろん疑わしい場合は、被害が拡散する前に医療機関で診察してもらいましょう!
《参考》
https://doctors-me.com/doctor/respiratory/13/column/6273
(Docters me)